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 季節のうつろいを最も感じるのがこの時期ではないでしょうか。
 キャンパスの樹々が、緑から黄色や赤に少しずつ変わっていきます。毎日、同じ木を見上げては定点観測。いよいよ真っ赤になり、そろそろ最盛期だろうかと思ったときはもはや散りどきで、強風が吹こうものなら一斉に葉が落ちてしまう。その様は、桜の散るのとはまた別の潔さ。その勢いは、冬将軍を待ち受ける出陣式のようでもあります。
 気温が低くなると、光合成で生産された糖は葉に留まり、その糖から赤い色素アントシアニンがきるため、葉が赤くなるのだとか。糖をたくさん蓄えた葉が舞い落ちて、土地を肥やし、次の命を育む。
 城北ではいま、秋が深まる一方で、環境整備工事が進行中です。次の春には、樹々の芽吹きとともに、リニューアルしたキャンパスにお目にかかれるのでしょうか。
−霜月−